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日本や世界に数多く存在している「ジオパーク」。実際にジオパークがどんなものなのか、詳しく知っているという方は少ないのではないでしょうか。ジオパークとは、地球科学的に重要な価値を持っている自然を保護し、教育や観光などにも持続可能な形で活用していくという場所のことを言います。ジオパークに指定されている場所は世界各国に数多くあり、そのどれもで豊かな自然や生態系などを観察することが可能です。ジオパークは、地球の神秘や自然の豊かさにしっかりと触れられる場所となっているのです。このサイトではそんなジオパークについて、日本・世界のものを紹介したり、ジオパークを訪れる際に気をつけなければいけないこと、そして世界の環境問題などについても詳しく解説していきます。ジオパークに興味があるという方は、ぜひ一度ご参照ください。

ジオパークと世界遺産は何が違うの?それぞれの特徴を解説します

この記事を読んでいるあなたはもしかすると「ジオパーク」という言葉をご存知ないかもしれません。しかし「世界遺産」という言葉はどうでしょうか?おそらく、最低でも一度は聞いたり見たりしたことがある、という方がほとんどなのではないでしょうか。 また、ジオパークという言葉を知っている、という方でも、「世界遺産との違いがいまいちよくわからない」という方は多いのではないでしょうか。 この記事ではジオパークと世界遺産は何が違うのか、それぞれの違いを述べ、特徴をまとめて解説していきます。 1.世界ジオパークと日本ジオパーク 日本にあるジオパークは大きく分けると世界ジオパークと、世界ジオパークへの加盟の申請が可能な日本ジオパークとがあり、日本にある世界ジオパークはすべて日本ジオパークとして認められていることになります。以下、ジオパークと表記されているものに関しては全て世界ジオパーク、という意味で記述されています。 2. ジオパークと世界遺産は何が違うの? ジオパークと世界遺産は何が違うのでしょうか。その違いについてまとめてみます。 2-1.目的が違う 最も大きな違いはその目的です。ジオパークの目的は価値のある自然の遺産、景観、文化や伝統を保護することであるのに加え、その遺産などが地域の経済的な発展や、教育、科学研究などに総合的に活用することも目的とされています。いっぽう、世界遺産は「世界にここにしかない」というような貴重な自然、歴史的な建造物の保護を行うという意味合いが強く、地域振興に関しては特に重要視されていません。 2-2.審査の頻度が違う また、それぞれの審査の頻度に関しても違いがあります。世界遺産の認定審査が1回のみで永続的に認められるのに対し、ジオパークは4年に1度、再審査を行い、ユネスコからの支援を継続して受けることができます。 2-3.ユネスコとの関係が違う ユネスコとの関係に関しても違いがあります。世界遺産は1972年11月の「第17回ユネスコ総会」で採択された世界遺産条約(正式名称は『世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約』)で定義されたのに対し、ジオパークは2015年11月にユネスコの正式プログラムへ昇格した、という位置付けです。 2-4.開発に関しても違う 開発に関しても大きな違いがあります。世界遺産は開発が禁止されているのに対し、ジオパークは持続可能な開発のみ可能となっています。 3.ジオパークと世界遺産、それぞれの特徴 ジオパークと世界遺産、それぞれの特徴をまとめてみます。 3-1.ジオパークの特徴 ・目的が貴重な自然の景観や歴史的価値のある文化や伝統の保護とそれがもたらす地域への経済的、文化的、教育的な活用であること。 ・4年に一度再審査を受け、登録の見直しがある。 ・ユネスコの支援の対象である。 3-2.世界遺産の特徴 ・目的は貴重な自然、歴史的な建造物の保護を行うことであり地域振興などの意味合いは需要ではない。 ・審査は1度のみで永続的に認められる。 ・ユネスコの条約として保護される遺産である。 4.まとめ ジオパークと世界遺産は何が違うのか、それぞれの違いを述べ、特徴をまとめて解説しました。ジオパークと世界遺産について知り、私たちの地球の自然や文化の素晴らしさについてより理解を深めていただければ幸いです。

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世界も認めた大地と歴史!日本の主要なジオパーク

地質学的に貴重な地域の環境を守りながら学びの場を提供し、観光の場として地域振興をはかる日本のジオパークは、2008年に7地域が指定されたのが始まりです。その後は数が増え続け、2020年4月現在なんと43地域が指定されています。ここでは、その中から世界で認められたジオパークについてご紹介します。 ユネスコと日本のジオパーク ジオパークにはユネスコの正式事業のひとつである世界ジオパークネットワーク(GGN)の認定を受けた「世界ジオパーク」と日本独自の認定機関日本ジオパークネットワーク(JGN)によって認定された「日本ジオパーク」の2種類があります。日本のジオパークの中には、日本ジオパーク委員会(JGC)の推薦を受けて世界ジオパークネットワークに認定されたジオパークが9地域あります。 日本の「世界ジオパーク」認定ジオパーク 世界ジオパークに認定された9つのジオパークは以下のとおりです。・洞爺湖有珠山ジオパーク(北海道伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町)・アポイ岳ジオパーク(北海道様似町)・糸魚川ジオパーク(新潟県糸魚川市)・隠岐ジオパーク(島根県隠岐の島町、西ノ島町、海士町、知夫村)・山陰海岸ジオパーク(京都府、兵庫県、鳥取県、京丹後市、豊岡市、香美町、新温泉町、岩美町、鳥取市)・室戸ジオパーク(高知県室戸市)・島原半島ジオパーク(長崎県島原市、雲仙市、南島原市)・阿蘇ジオパーク(熊本県阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原村、山都町)・伊豆半島ジオパーク(静岡県沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、清水町、長泉町) この中から3つのジオパークについてご紹介します。この3か所は日本で初めて世界ジオパークに認定された地域です。 洞爺湖有珠山ジオパーク 洞爺湖有珠山ジオパークでは、約10万年前の噴火でできたカルデラ湖である洞爺湖と2000年に噴火した有珠山を中心に、火山活動が繰り返されることによって生まれた地殻変動の様子を直に見ることができます。 糸魚川ジオパーク 日本列島の東西境界、フォッサマグナの西端の大きな断層が糸魚川-静岡構造線です。糸魚川ジオパークはこの境目を見ることができるジオパークです。また糸魚川はヒスイの産地としても知られ、「世界最古のヒスイ文化発祥の地」と言われています。 島原半島ジオパーク 雲仙火山を中心に、約430万年前から平成までの火山活動の跡を観察できるジオパークです。噴火を重ねる雲仙の噴火の跡のほか、火砕流のすさまじさを伝える民家や学校が残されています。また火山がもたらす恵みなど、人と火山の共生がテーマとなっているジオパークです。 まとめ 今回ご紹介したジオパークは、それぞれ特殊な成り立ちによってできた土地と、そこで生きる人々の営みを刻んでいます。世界遺産とは異なる土地と人とのつながりを確認しに出かけてみてはいかがでしょうか。

2020年最新の環境問題とは?私たちの生活への影響について

エコという言葉が瀬間に広く浸透したように、環境問題は私たちにとっても身近な問題になりつつあります。その中でも2020年最新の大きな環境問題について、いろいろと紹介していきます。また私たちの生活にどのような影響を及ぼすかについても見ていきましょう。 地球温暖化 地球温暖化の問題は、少し前から指摘されていたことでメディアでもたびたび取り上げられています。しかし地球温暖化によって、私たちの生活にも徐々に影響が出てきています。 日本も熱帯化? 温室効果ガスの影響などによって、地球の気温が徐々に上昇しています。日本で暮らしていてもそのことを実感するのではありませんか?一昔前までは最高気温30度超えといわれるとかなり厚いような気がしていました。しかしいまでは35度以上の猛暑日は当たり前、中には40度を超える気温を記録する地方もあるほどです。実際日本の気温はここ40年で、平均4度も上昇しているというデータもあるほどです。 異常気象が連発 「○○年に1度」というコメントを天気予報でしばしば聞かれます。このような異常気象も地球温暖化が影響しているのではないかといわれています。2020年も梅雨前線が長期間停滞したことで九州地方を中心に豪雨に見舞われました。川の氾濫が各所で起こり、冠水被害や土砂崩れによる被害も多数報告されています。このように私たちの生活基盤が崩れるような自然災害が毎年各地で起きています。 海洋ごみ問題 海の汚染に関する問題も、世界的な環境問題として注目されています。その中でも問題視されているのが、プラスチックごみによる影響です。 プラスチックが海に漂流 最近世界中で課題になっているのが、海洋ごみの問題です。その原因はペットボトルなどのプラスチックが川や海などに廃棄されるからです。プラスチックは海には溶けないので、そのまま漂流し続けます。中には砕けて細かなマイクロプラスチックという粒子になって、それを餌と誤認した海の生物が食べて、死んでしまう事例も報告されています。 日本でもビニール袋が有料化 プラスチックごみ対策として、世界中でプラスチックの排出量を減らそうという動きが見られています。日本でも2020年の夏からビニール袋が有料化しました。これによりコンビニやスーパーなどで使用されるビニール袋の量を減らそうというわけです。 まとめ 今日問題といわれるとあまりに規模が大きくて、私たちの日常生活にどう関係するのかわからないという人もいるかもしれません。しかし上で紹介したように異常気象による自然災害やビニール袋の有料化など、周り回って私たちの身近な生活に多大な影響をもたらします。ほかにもいろいろな環境問題が世界中で沸き起こっています。しかしこれらの問題のほとんどが人災、つまり私たち人間が引き起こしているといわれています。地球で生活する生物の一員として、私たち人間がどうするか真剣に考えるべきタイミングに来ているのでしょう。

一度は訪れ体感したい!世界の主要なジオパーク

国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は正式事業のひとつとして、地質学的に重要な地域の環境を守りながら学びの場を提供し、観光の場として地域振興をはかることを目的に「世界ジオパーク」の認定を行っています。2020年6月現在、41か国の147地域が世界ジオパークとして認定されています。それぞれが地質学的に非常に貴重な場所であり、歴史や生態系などに深く関わりのある地域となっています。 ユネスコと世界ジオパーク 1990年から地質学的に重要な地域の保全とその地域の貢献を目的に活動が広がり、2000年にヨーロッパジオパークネットワーク(EGN)が設立されたのが、世界ジオパークの始まりです。その後2004年にユネスコと支援事業となり、世界ジオパークネットワーク(GGN)が設立され、さらに2015年にユネスコの正式事業のひとつになりました。ユネスコの事業として有名な世界遺産との一番の違いは、世界遺産が史跡や自然をそのままの形を残すためのものであるのに対し、ジオパークは観光や教育に活かして地域に貢献するという目的があることです。 世界ジオパークは前述したように147地域もあります。ヨーロッパが活動の発祥の地のため地域的には数は多いですが、国別にみると1位は中国の39件、2位がスペインで13件、3位がイタリアの10件となっています。ちなみに日本は9件で第4位です。 世界の主要なジオパーク ペトリファイド・フォレスト・オブ・レスボス(Petrified Forest of Lesvosk) ギリシャの島々の中でも、なんと1630平方キロメートルという広さを持ったレスボス島の「シグリ」という地域が認定されています。この島は火山島で、2000万年前には林だった場所が火山灰で埋もれ、化石化した木々が場所によっては当時のように立ったまま残されています。 バレン&モハーの崖ジオパーク(Burren and Cliffs of Moher Geopark) こちらはアイルランドにあるジオパークです。バレンとは不毛の地という意味で、石灰岩が作り出す様々な風景が楽しめます。ターロックと呼ばれる「消える湖」はこの石灰岩の特性によって生まれるユニークな現象です。モハーは破滅を意味し、海面から約120~200mもある崖が8kmにわたって続いています。 廬山(廬山第四紀氷河地形国家地質公園) 廬山(ろざん)は世界遺産にも登録されている中国江西省にある山です。標高1543mで仏教の霊山でもあります。雲に覆われた峰々の姿は「匡廬奇秀甲天下」(匡廬は廬山の別名、匡廬の奇秀は天下一)と言われてきました。その美しさ・雄大さは李白や司馬遷などの詩人が作品に残しています。地域には泉や滝、巨石などがあり、変化に富んだ地形を形作っています。 まとめ 世界のジオパークは日本のジオパークとはまた違った壮大さを持つものも少なくありません。ジオパークの目的のひとつが観光による地域の振興ですから、ぜひ訪れていただきたいと思います。ユネスコ世界ジオパークリストURL:https://www.hasegawadai.com/world-heritage/世界遺産リスト-ランキング/ユネスコ世界ジオパーク-リスト/

訪れる前に覚えておこう!ジオパーク内でのルールとマナー

ジオパークは素晴らしい地球の営みを、多くの人たちが見たり感じたりして楽しみ、学ぶ場所です。同時に地質学的に貴重な景観や自然環境が残り、将来にわたって保護していかなければならない場所でもあるのです。この先もずっと同じように人々が訪れる場所であるために、ジオパーク内でのルールやマナーを学んでおきましょう。 基本のマナー 普段の生活でもマナーがあるように、ジオパーク内にもふさわしいマナーがあります。 動植物や岩石などを持ち帰らない ジオパーク内にある岩石や動植物を採取するのはやめましょう。自分一人ぐらい・・・と思っても、訪れる人たちがみんなそのように考えたらジオパーク内の自然環境が壊れてしまう可能性があります。また、動植物はその環境でしか生きられない固有の種も数多く存在します。ほかの場所では生きていけないということを忘れないでください。 ゴミは持ち帰る ペットボトルやプラスチックのケースなどは基本的に持ち帰って下さい。ジオパークはゴミ処理施設から離れた場所にあることも多いです。喫煙者の方はタバコの吸い殻も持ち帰るように準備をしておきましょう。 トイレの使用 トイレはジオパーク内の施設を利用するか、携行トイレを使用しましょう。間違ってもその辺で用を足してはいけません。 住民や他の観光客に配慮する ジオパークは住んでいる方も含めて成り立っている地域も多いです。迷惑駐車や私有地の無断立ち入りなどには気を付けましょう。また、観光客も多いのでお互いが気持ちよく楽しめるように配慮しましょう。 体調や体力を考えて計画する 広大なジオパークは長い時間、足場の悪い場所を歩かなければならないことも考えられます。事前に行く場所の情報を集め、無理な計画は立てないように気を付けましょう。また、体調が悪い場合には無理をしないようにしましょう。 ローカルマナー 基本のマナーのほかに、ジオパークごとに決まりがある場合があります。場所が海と山では環境が大きく違います。ジオパークの案内所やガイドの指示に従って行動するように心がけてください。ジオパーク内でバーベキューやキャンプが許可されている場合は、指定された場所以外では行わないようにしましょう。 注意点 ジオパークは大自然の中にありますので、思いもしない出来事が起きることがあります。多くの場合、ジオパーク内での事故は自己責任となりますので注意してください。 ・危険な昆虫(スズメバチ・毒虫)や野生動物が出現することがある。・雨天の場合、歩道が滑りやすくなる。・岩場・急斜面などでは、落石に注意する。・ボートで移動する際には身を乗り出したりしない。 まとめ 日本でも外国でも、観光地での迷惑行為は問題となっています。そういった行為を見かけて不快な思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。場合によっては警察が出てくる騒ぎになることもあります。ジオパークは大地のすばらしさを確認する場所です。ぜひ自然に敬意を払って行動していただきたいと思います。